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2024年6月25日(火)卒業生による1年次生対象ガイダンスを実施しました。

 大阪物療大学1号館で、2022年度卒業生の玉置さん(大阪公立大学医学部附属病院 先端予防医療部附属クリニック MedCity21勤務)を講師として招き、「就職先の病院」と「学生生活」について、1年次生対象にガイダンスを行いました。
 現在働いている病院について、あべのハルカスで健康診断を行うクリニックで、病院との業務内容の違いや、クリニックにある機器の紹介、仕事後の過ごし方など話していただきました。



 Q:学生生活について、実体験をもとにアドバイス下さい。
 A:①の「優先順位」
   授業中は絶対触らずに、授業を受けていました。
   ②の「メリハリ」
   授業中に眠くならないようにアルバイトのシフトを組み、平日の昼間や金土の夜など、本業の学業に支障が出ないように働いていました。また、テストの2週間前~テスト終わりまでは絶対アルバイトを入れないと決め、テスト勉強に費やしました。おすすめのアルバイトは接客業です。お金だけでなく、他の経験も得られ、コミュニケーション能力がつきます。
 そして、4年次生の10月にやっと就活解禁ラインを突破しましたが、周りは既に就活を始めており、もっと早く準備しておきたかったと思いました。

 最後の質疑応答では、たくさんの質問がありました。自由時間にも、玉置さんに歩み寄り質問をしたり雑談したりと盛り上がっていました。
 現役診療放射線技師として働きながら、スライドの作成など準備をし、ガイダンスをしてくださった、玉置さん、ありがとうございました。

以下、質疑応答
 Q:在学中に第1種放射線取扱主任者などの資格は取りましたか?
 A:資格は取っていません。第1種放射線取扱主任者試験は、受験はしましたが、落ちました。キャパオーバーだったと思います。チャレンジしたい方はもちろんした方がいいと思いますが、自分と話し合って勉強するといいと思います。

 Q:私はコミュニケーションが苦手です。アルバイトの接客や授業以外で意識していたことはありますか?
 A:学内実習で気合い入れて1言目の「おはよう」は心がけました。話すことなくても声をかけるようにはしました。苦手な人は特に難しいですが、人と接する機会をつくると良いと思います。あの子この問題分かりそうかな、とか、勉強しているところ同じかもなど、きっかけは何でも良いと思います。

 Q:就職後に資格は取りましたか?また取っておけば良かったと思う資格はありますか?
 A:女性だったらマンモグラフィの認定資格を取るのはありだと思います。働いてからでも資格取得は可能ですが、1年目は正直しんどいです。また職場で縦のつながりがあると、過去問やアドバイスがもらえます。

 Q:卒業後、物療の集まりみたいなものはありますか?
 A:今のところないです。ただ同期が7人ほどいたので同期会は開催しました。

 Q:狭い世界なので、病院内で物療派みたいなものはありますか?
 A:病院の上の方はあると聞きましたが、下の方はないです。

 Q:なぜ診療放射線技師になろうと思いましたか?
 A:身内に医療職が数人いて、病院で働きたいと思っていました。医療職の業務内容を見てフィーリングで決めました。

 Q:診療放射線技師になって良い点と悪い点があれば教えてください。
 A:良い点は、憧れていた職業に就けたということと、職場の人が良いです。
   悪い点は、苦手な人はどこにでもいることです。

最後に、後輩へアドバイス!
   周りのみんなの目標は一緒です。全員ではなくても仲の良い友達と勉強して高めあってください!